ダンスでリフトアップの効果を期待…

楽しく歌って踊っているうちに自然に口腔機能が育つよう、鼻呼吸や口周りの筋肉、舌を動かす動作が組み込まれていて、終わった後は、舌の位置が変わったり、普段使わない筋肉を使っていることが実感できるといいます。

現在再生回数は20万回、全国の保育所などでも導入が進んでいます。

あすなろ小児歯科医院 佐野哲文 院長:「ラジオ体操は日本全国つつうらうらで行われている体操だが、そこにお口の周りを鍛える項目がない。それを入れ込んだ体操。ベロの位置が違うそれだけでも効果がでてくる。積み重ねをしていってもらえると口の周りの筋肉は鍛えられるかなと…」

子ども:(体のどの部分たくさん使えた?)
「口」「べろ」「口のなか動かしたことあるけど、いつもよりはたくさん動かした」

母親:「口も使って体も使って、楽しそうだなって思って見ていた。お口ぽかんってワードは聞いたことあったので、できれば口は閉じていてほしいので意識して、たまにやっていかなきゃいけないのかなって思った」

あすなろ小児歯科医院 佐野哲文 院長:「このダンスは子どもたちは一番ターゲットだが、大人たちも楽しめるように作られているので、家族みんなでやってもらいたい」

小さい時に口腔機能が十分獲得できなかった場合、高齢になった時に口の周りの筋肉が衰えるのが早くなることがあるそうです。

子どもだけではなく、大人も口の周りの筋肉を鍛えることで顔の緩みをとるリフトアップ効果があります。

また高齢者にとっては飲み込みをうまくすることができて、肺炎の予防にもつながるそうです。

気になる方は「はっけよいアニマル体操」で検索して踊ってみてください。