今、子どもたちの間で増え続けているお口に関する問題。それを予防しようと考えられた「体操」を紹介します。
スタッフ:「鼻から吸って~口から吐くよ~」
「ごりらはにらめっこあいうえお~。舌の運動だよ。ぴろりとまわってぴろーん。ぐるりとまわってぴろーん。うぇーいんうぇーいんタンタンタン。うっしし」

この全身を使った楽しそうな体操。行われているのは…。
あすなろ小児歯科医院 佐野哲文 院長:「あ~ん」

実は、歯医者さんなんです。
近年、お口に関する新たな問題が子どもたちに襲いかかっています。



あすなろ小児歯科医院 佐野哲文 院長:「ここ最近出てきている問題としては、ぼーっとしているときにお口が空きっぱなしになる「お口ぽかん」という言い方をするが、そういった子どもたちが増えてきています。2~3年くらい前から、私たちの中では「口腔機能不全症」というような病名がついて、歯科の中でもきちんとみなさいというようなことで始まっています」

口がいつも開いた状態「お口ぽかん」になると様々な症状がでてきます。