ウクライナ侵攻により世界で食糧危機への懸念が高まる中、ロシアのプーチン大統領は食糧供給の用意があるが、それには制裁の解除が必要だとの考えを示しました。

ロシア プーチン大統領
「農業部門でみれば、ロシアは依然として世界最大の小麦の輸出国だ」

プーチン大統領は26日、オンラインで参加した経済関係のフォーラムでロシアは「グローバルな競争力を持っている」と話し、小麦の輸出では世界1位だと強調しました。プーチン大統領はこの日、イタリアのドラギ首相と電話会談し、ウクライナ侵攻により、世界で懸念が高まる食糧危機について協議しました。

ロシアが食糧危機を引き起こしていると指摘されていることに対し、プーチン大統領は「根拠がない」とし、「状況が悪化したのは欧米による制裁のためだ」と主張しました。そのうえで、「制裁が解除されればロシアは食糧危機の解決に貢献する用意がある」と述べ、食糧供給には制裁の解除が必要だとの考えを示しました。