マイナンバーカードの健康保険証を利用した「オンライン資格確認」について、保健医協会の調査に回答した県内医療機関の7割近くで何らかのトラブルがあったことがわかりました。
オンライン資格確認システムは、マイナンバーカードを活用して患者の保険の資格情報などを読み取る仕組みで、県保険医協会が県内898の会員医療機関を対象にアンケート調査を行いました。

それによりますと、回答した121の施設のうち、67%で何らかのトラブルがあったということです。

トラブルの内容は、「保険者の情報が正しく反映されていなかった」が43件に上ったほか、「他人の情報に紐づけられていた」も2件ありました。
政府は2024年秋に健康保険証を廃止し、マイナンバーカードに一本化する方針ですが、県保険医協会は「トラブルが多く医療現場が混乱している」とし、保険証の廃止を撤回するよう求めています。














