中山間地域を中心に活動する地域おこし協力隊などが、その土地ならではの特産品を販売するイベントが開かれました。

長野市役所で開かれた「地域おこし協力隊SAKURA(さくら)マルシェ」。

市内の中山間地域などで活動する協力隊員とその経験者が、特産品の販売を通じて地域の魅力を発信するイベントで、今回が12回目です。

会場には芋井(いもい)地区の「高原花豆(こうげんはなまめ)」や、小麦粉の代わりに穀物の「ソルガム」を使ったパンなど、地域に根差した自慢の逸品を販売する14のブースが並びました。

若穂地区に食堂を開いた元協力隊員の女性が販売するのは、甘辛く煮た鹿肉を具に入れたおにぎりです。

■元協力隊員 小野寺可菜子(おのでら・かなこ)さん                           
「若穂は肉が新鮮な状態で処理をするので、とても新鮮でジューシーな肉といわれることが多い」

川中島地区の協力隊は、地元産の玉ねぎを1袋200円の詰め放題で販売しました。

■訪れた人
「200円でこれならかなり安いと思って」                                                     「少しは貢献出来てうれしいなと思います」

「地域おこし協力隊SAKURA(さくら)マルシェ」、次回は8月20日に長野市役所前で開かれる予定です。