プロダンサーへの夢を追いかける樹李さんを支えてくれているのは、地域の人々や家族。弁天座では、稽古場を、練習場所として貸してもらっています。


「(Q.これはなんですか?)ふくちゃんです(笑)いつも見守ってくれてます。私がコンテストにでる時に支えてくれる存在です」
弁天座では元々、地域の文化を身近に感じてもらうため、地元の赤岡小学校と交流してきました。そんな中、ダンスの練習場を探していた樹李さん側から相談があり、プロダンサーへの挑戦に協力することになりました。
(弁天座 浜口尚之 小屋番)
「一生懸命がんばっている方に弁天座としてはなんかの形で協力できたらいいかなという事で自分たちも仕事の励みになったりするのでとてもいいなと思います」

そんな樹李さん、現在は、週末に東京と高知を往復する生活を送っています。プロのダンサーから、東京で開かれるダンスイベントへの出演依頼があったのです。「日本一」という快挙に加え、「プロダンサー」という夢に向かって着実に進む娘を支えてきた、お母さんは…
(母 村上ふき子さん)
「自分で決めるというのが小さい時からあって、それに向かって頑張ってる姿を見ると私も嬉しいですし、自分の好きな事で輝ける場所に行けたらいいなと思っています」

赤岡育ちのスーパーキッズ村上樹李。10歳。

(村上樹李さん)
「ダンス始めた時はまだ大きなステージで踊れるとか思ってなくてびっくりしたけど、今は幸せだとおもいます。みんなに伝わるようなすごいといわれるダンスをみんなに見せれたらなと思います」

努力は裏切らない!10歳の小さな少女はきょうも、夢のプロダンサーを目指して大きく舞います。

