生成AI「ChatGPT」は教育現場でも使えるのか?ベンチャー企業のサポートを受け、授業や部活などに取り入れている高校を取材すると、AIに何ができて、何ができないのかが見えてきました。

教育×AI「ChatGPT」活用の高校は

静岡県にある御殿場西高校。

株式会社NEXCENT 小澤悠 代表
「『高校1年生レベルの問題を作ってください』と入力すると、リアルタイムで問題を作ってくれる」

生成AI“ChatGPT”の活用について、教育ベンチャー企業を招いた研修が行われました。

背景にあったのは、AIが教育現場に与えた“衝撃”でした。

御殿場西高校 勝間田貴宏 校長
「我々教員が何のためにいるのか、改めて考え直さないと、我々は本当にAIに仕事をとって代わられてしまう」

本当にAIが先生の代わりを勤められるのでしょうか?
部活の資料を作らせてみると…

御殿場西高校 山崎敦登 先生
「まだ教員2年目で事務作業を全然効率よくできないので、ChatGPTが丁寧に作ってくれて、すごくはかどる」

生成AIは、学習した膨大なデータから、質問に対して最も“正解に近い内容”を文章で答えています。

これまで、先生たちが0から始めていた仕事を、7割くらいまで手伝ってくれる“優秀なアシスタント”にはなりそうだといいます。