先端技術を中国企業に漏えいした疑いで、産業技術総合研究所の中国人研究員が逮捕されたことを受け、中国政府は日本側に「重大な懸念」を伝えたと明らかにしました。
中国外務省 毛寧報道官
「私たちはすでに外交ルートを通じて、日本側に重大な懸念を表明し、中国国民の合法的権益を着実に守るよう要求した」
これは、茨城県つくば市の「産業技術総合研究所」の主任研究員・権恒道容疑者(59)が「フッ素化合物」の合成に関する先端技術の情報を中国企業に漏えいした疑いで警視庁の公安部に逮捕されたものです。
これについて中国外務省の報道官は「報道に留意し、高度に注目している」とした上で、外交ルートを通じて、日本側に対し「重大な懸念」を表明したことを明らかにしました。また「日本側が着実に市場経済と公平競争の原則を尊重し、両国の科学技術交流と協力のために良好な環境を作り出すよう希望する」としています。
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