政府は新型コロナウイルスについて、「夏の間に一定の感染拡大が生じる可能性がある」として、高齢者などに改めてワクチン接種の検討を呼びかけました。

松野博一官房長官
「全国の定点医療機関から報告される1週間ごとの患者数でみると、緩やかな増加傾向にあると認識しています」

松野官房長官は「過去の状況を踏まえると、今後夏の間に一定の感染拡大が生じる可能性がある」と述べました。

そのうえで、高齢者や基礎疾患のある人などは重症化を防ぐためワクチンの接種を検討するよう改めて呼びかけました。

また、急激な感染拡大で医療のひっ迫が見込まれる場合は、国民への感染対策の呼びかけの強化などを行うと述べました。