中国を訪問中のアメリカのブリンケン国務長官と、習近平国家主席との面会がさきほど始まりました。
ブリンケン国務長官と習近平国家主席の面会は午前中にはまだ決まっていなかったとみられ、調整はかなり難航したものと伺えます。
面会は日本時間の午後5時半すぎから始まりました。
中国国営の中央テレビによりますと、習主席は会談で「国と国との交流は常に相互の尊敬と誠意に基づいて行われるべきもので、ブリンケン長官が今回の訪問を通じて、中米関係の安定に積極的に貢献することを希望する」と述べたということです。
習主席との面会に先立って行われた中国の外交トップ・王毅政治局員との会談では、ブリンケン長官は意思疎通のチャンネルの重要性を強調し、王毅氏は「正しく付き合う道を共に探していかなければならない」と関係改善を訴えていました。
これについて習主席は先ほどの面会では非常に有意義だったというような発言もしています。
習主席への面会まで実現した今回のブリンケン長官訪中が、首脳会談実現に向けた交渉や停滞した軍同士の対話の実現につながるかどうか注目されます。
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