ことしの平和記念式典に広島市がロシアのプーチン大統領と駐日大使を招待しないと決めたことに、ロシア側が反発しています。広島市の松井市長は、「今後、国際情勢が改善して招待する環境が整えば式典に来ていただくつもりだ」と述べました。

広島市 松井一実市長
「ロシア関係の方に今後、国際情勢が改善して招待できる環境が整えば、当然、式典に来ていただく申し入れは以前と同じようにあるというつもりでいる」


広島市は、政府と協議した結果、プーチン大統領と駐日大使に毎年、送っていた平和記念式典への招待状をことしは送らないことを決めました。


これに対し、ロシアのガルージン駐日大使は、「恥ずべき措置」だとSNSで批判していて、「ロシアがウクライナで核兵器使用を目論んでいるというばかげた作り話を、あらゆる手を尽くして拡散している」としています。


これについて松井市長は、「今月、広島を訪れたEUのミシェル大統領からロシアのプーチン大統領を招待することを考えているのかと問われた時に『考えている』と答えた。外務省と協議して外交問題になりかねないということで、止める判断をした。招待したいというベースの考えは変わっていない」と話しました。


広島市 松井一実市長
「今回、来てもらうことをあえてやらないといけないかと考えた。機会があれば、(機会が)許せば来ていただくようにすると。今回は止めると」

松井市長は、招待しない理由について、「式典を円滑に執行するのが一番だ」とあらためて語りました。