長野県松本市で、ハウス栽培のブドウの出荷が始まりました。

松本市里山辺(さとやまべ)の集荷所には19日の朝、2軒の農家がハウスで育てたデラウェアおよそ120ケースが持ち込まれ、検査員が粒の大きさや房の揃い具合を確認しました。

このところの日中と朝晩の寒暖差によって糖度が増し、色づきも十分というデラウェア。

ハウス栽培では、2月から4月にかけて暖房による温度管理が必要で、燃料代の高騰により、市場価格は去年と比べて1キロあたり50円ほど上がるということです。

(JA松本ハイランド果実指導販売係山本大介係長)
「ハウスブドウが果物の出荷のスタートということで、おいしいものを届けるということを考えながらやっていきます」

7月中旬には、ハウス栽培の巨峰やシャインマスカットなどの出荷も始まります。