メジャーリーグ・エンゼルスの大谷翔平選手が日本時間16日の試合に投打の二刀流で先発出場しました。投げては6勝目、打っては22号ホームランで大車輪の活躍です。ブルージェイズの菊池雄星投手も先発登板しましたが、勝ち負けはつきませんでした。
6月に入って打率4割超え、15日まで6本のホームランを放っている6月男の大谷。日本時間16日の敵地でのレンジャーズ戦に2番ピッチャーで先発しました。1回ウラ、投手としての立ち上がりでは得点圏にランナーを進められながらもこのイニング30球を擁してなんとか無失点に抑えます。
しかし1点リードの3回ウラ、2アウトからレンジャーズの3番、4番、5番に3連打を浴びて2対1と逆転されてしまいます。それでもここから崩れないのが大谷の強さです。4回・5回をゼロにおさえると、6回はたった7球で、三者凡退に仕留めて見せました。
一方の打者大谷は、ヒットが出ていなかった8回。ノーアウトランナー1塁で迎えた第4打席で初球を叩き2ランホームランを放ちました。2試合連続アーチとなり、ホームランランキングは、両リーグ通じてトップタイとなりました。さらに自身のメジャー通算150号に王手です。大谷は打っては、2打数1安打2四球、投げては6回、被安打6、2失点、自身のホームランが決勝点となり6勝目を手にしました。
ブルージェイズの菊池雄星投手は16日のオリオールズ戦に先発登板しました。毎回ランナーを背負いながらも粘りのピッチングを見せます。しかし1点リードの5回、先頭に同点弾を浴び、2アウトから味方のエラーで出塁を許したところで、降板となりました。菊池は4回と3分の2を投げ、被安打6、2失点。試合はブルージェイズが4対2で敗れ、菊池に勝ち負けはつきませんでした。