日本銀行はきょうまで行われていた会合で、大規模金融緩和の維持を決めました。

日銀はきょうまでの2日間、金融政策決定会合を行い、▼短期金利をマイナス0.1%、▼長期金利を0%程度に誘導することを柱とする、現在の大規模な金融緩和策を維持することを全員一致で決めました。

植田総裁はこの後会見を行い、決定の背景などを説明します。

大規模緩和の維持をうけて、年内に2回の利上げが想定されるアメリカとの金利差が拡大していくとの思惑から、東京外国為替市場では一時、1ドル=140円台後半まで円安が進みました。

また、東京株式市場では、緩和維持の安心感から午後に入って買い注文が集まり、日経平均株価は値上がりに転じて推移しています。