自衛隊候補生10年間で半減 今後の影響は?
加藤キャスター:
山口氏は「今回の事件で国民の信頼を失い、自衛官のなり手不足がより深刻になる恐れ」を指摘しています。

自衛隊候補生の採用者数は2012年度と比べてみると9963人。だんだんと下がり、2021年度には5350人と半減しています(「防衛白書」より)。
ですので今後の自衛隊の課題は、こういった事件が起きてしまわないような
・訓練方法の抜本的な見直し
・現役隊員へのメンタルケア制度の強化
こういったことが挙げられるといいます。
井上貴博キャスター:
今回は容疑者が18歳で、民法の規定では18歳で成人。一方で少年法は2022年に改正され18歳と19歳は特定少年になり20歳以上とは違う扱いになる。そうすると、そこのゾーンにある18歳~19歳は銃を持った訓練を行うべきなのかどうなのか、この辺りの議論にも発展しかねないですね。
星氏:
3か月で、ここまでかなり急いで訓練をしていくわけですけど、人数がものすごく足りないので、海上自衛隊でも、1年間のうち半分も外に出ていく海の仕事は嫌だということで、なかなかなり手がいないということで、現場でも相当いっぱいいっぱいでやってるという話を聞きます。
井上キャスター:
災害現場でも、いつも命をかけて救命救急にあたってくださる皆さんですから、やはり日本の根幹にあるわけで、透明性を持った調査をすることがまずは求められるのかなと思います。
星氏:
今回何があったのか、きちんと検証する必要があると思います。
井上キャスター:
個人の問題なのかどうなのかというとこですね。