電動キックボードについて、これまでは原付バイクの免許が必要でしたが、法律の改正で来月から免許がいらなくなり、さらに乗れる年齢が16歳以上になります。
これを前に、6月15日、山形市では運転ルールなどを周知するための研修会が開かれました。

電動キックボードは7月の法改正で、16歳以上であれば免許は不要になり、ヘルメットの着用も罰則のない「努力義務」となります。

それを前に16日行われた研修会には県や警察の関係者が参加し、意見が交わされました。

参加者「ヘルメットの取り扱いに関しては自転車用ヘルメットでいいのか、はたまた、原付用のヘルメットなのかというのも教えていただければ」
警察「自転車のヘルメットを特定小型(電動キックボード)でも使っていただくのがいいということで」

16歳以上が乗れるようになるため、高校生が通学に利用することも考えられます。
      
県警察本部・岡田 淳 交通企画課長「手軽に乗ることができるという一方で、バランスを取るのが慣れないと難しい点もあります。高校生の方で乗りたいという方がいれば学校教育機関と連携しながらルールの周知に努めていきたい」

免許が不要となっても、電動キックボードには「最高時速20キロ」や、原付バイクと同じように「2段階右折」などの交通ルールもあります。

ルールをどう知らせていくか、課題がありそうです。