3地区で人口1800人、でも衣料品店がない

3つの地区を合わせた人口はおよそ1800人、その半数近くが65歳以上の高齢者です。

過疎・高齢化が進み、現在、衣料品などを販売する店はないといいます。

住民:「もう楽しくて楽しくてならん。楽しくてならんけど、迷って迷って…」

住民:「これ私に似合いますか?」
記者:「バッチリですよ!」
住民:「これで年もごまかせる(笑)」

「しまむら」からは紳士服やファッション小物など、住民の年代や男女比を参考におよそ3000点が並びました。

買い物に出かけるのが難しい「買い物弱者」を支援する今回の取り組み。

中山間地域の課題解決に取り組む金沢大学と、地域の社会福祉協議会が2つの企業の協力を得て企画しました。

平地域づくり協議会 南田実会長:「初めて開催したものですから、どれだけのニーズがあるのかわからなかったけど、やっぱりやれば来るんやなと。車持たない方が多いですよね、お年寄りが多い。でもやっぱり買い物行きたかったんだなという感じを受けましたね」