「人気な本はどうしても読む回数が多いので、直す回数も多くなったりもします」と話すのは、保育士を目指す手塚彩さん。
 小学生の息子を育てるシングルマザーです。

 午前中は、札幌でNPO法人が運営する養成施設で保育士の資格をとるための授業を受けています。


 時間に余裕のない人でも無理なく通うことができ、子育てとの両立もできる養成施設には、幅広い年代の人たちが通っています。
 手塚さんは午後からは、連携する保育園で保育補助のスタッフとして働いています。


手塚彩さん
「自分が思ってる想像と実践では全く違うと思うので、少しでも実践で経験してからまた授業に取り組めて、いろんなものを吸収できる」

 一方、保育士不足に悩む、園にとっても、資格取得を目指す人たちは、頼りになる人材です。