長野市で、製本の工程などを見て知ることができる展示会が開かれています。
長野市の北野カルチュラルセンターで開催されている「旅する製本展」。

本作りに必要な、印刷、ページ順にそろえる丁合(ちょうごう)、表紙の取りつけなど、普段は見ることのできない製本工程のサンプルなどが展示されています。

活字離れが進行する中、少しでも本に興味を持ってもらう機会を作りたいと、博物館の図録や漢字検定テキストの製本を行う長野市の渋谷文泉閣(しぶやぶんせんかく)が企画しました。
このほかに、特殊製本の技術や、過去に起きた製本トラブルの事例なども詳しく紹介されています。

■渋谷文泉閣・渋谷鎮社長
「足を運んでくれた小さい子どもたちが将来自分も本作りに携わりたいと思うきっかけとなる場になれば良いと思う。アナログの紙の良さを感じてもらえればいい」
展示会は15日までで、製本のワークショップや実演も行われます。














