大阪国税局は、いわゆる「マルサ」が昨年度に刑事告発した脱税の総額が約17億円だったと発表しました。

寝室のクローゼットの中の金庫に隠されていたのは、帯封がされた約1億3000万円の現金。さらに金融機関の貸金庫に隠されていたのは、大量の通帳や印鑑です。

これらは昨年度、大阪国税局査察部「マルサ」の調査で発覚した脱税事案です。

大阪国税局によりますと、昨年度に刑事告発した脱税事件は21件で、脱税の総額は17億円。

中には新型コロナウイルスの感染防止用アクリル仕切板の受注増大により増えた所得を隠して、3500万円の法人税を脱税した企業などもありました。

また脱税によって得た金を競馬の馬券購入に約4870万円を使ったり、高級クラブなどでの遊興費に約5400万円を使ったりしたケースもあったという事です。

大阪国税局は「今後も悪質な脱税者に対して厳正な調査を実施していく」としています。