北陸地方は11日に梅雨入りしました。じめじめした日が続くこの時期に気になってくるのは食品の管理です。
民間の調査会社が、食事や食材が余ってしまったときの保存方法について調べた結果では、年代が上がるにつれて「とりあえず冷蔵庫に入れる」という人が多くなり、60代では全体の4分の3近くを占めています。

この一方、「そもそも余らせないようにする」と答えた人も、世代にかかわらず全体の15パーセント前後もいます。買い物するときから意識してできればいいんですが、つい買いすぎてしまうこともありますよね。

このほか、食品を「まだ食べられる」と思う期間についてランキングにした結果では、「賞味期限が過ぎても数日間までだったら気にしない」が1位でした。消費期限が過ぎても大丈夫と考えている人や、変なにおいや傷みがなければ気にしないという人が2位・3位に続く結果となりました。

きょうはこの時期に注意したい「食中毒」について街の人に聞いて見ました。
街の人は…
「イモ類は足が早いので、肉じゃがとか残り物はその日のうちに食べちゃう」
「ペットボトルとか飲んだらすぐ冷蔵庫に入れたり、コップについで飲みます」
「鶏の生焼きでカンピロバクターとかが起きますよね、焼き鳥とかね」

石川県内でも11日に梅雨入りを迎え、この時期、特に注意が必要なのが「食中毒」です。去年1年間に全国で報告された原因別の食中毒発生状況を見てみると、6月が最も多くなっていることが分かります。

一体なぜこの時期に食中毒が増えるのでしょうか?