苦しかったけど…「乗り越えられた自信」に

それは、ダンスを教えている生徒の中に、震災の語り部活動を始めた高校生がいたことでした。

上野さん:
「若い世代の子が震災を語り継ぐということに、私自身とても素晴らしいなと思いまして」

上野さん自身も、何度か中浜小で教え子の語りを聞いたことがありました。その姿に触発され自分も、ダンスを教えることで被災者に笑顔になってほしいと思ったといいます。

上野さん:
「被災地であるということは、ここはずっと変わらない場所なんですけど、苦しかったけれど乗り越えられたっていう自信、プラスになっていってもらえればなと思っています。明るく楽しく元気よく、それだけです」

上野さんと一緒にダンスを教えているインストラクターがもう一人います。