明治から現代にかけて活躍した庄内ゆかりの作家の作品を集めた展示会が、今、酒田市で開かれています。

「庄内の作家たち」と題されたこの展示会は、明治時代から平成までの間に活躍した庄内出身の作家の作品など35点が展示されています。
本間美術館・田中章夫館長「明治期の絵画と新しい現代の絵とはだいぶ表現が違ってくるというのがご覧いただける」

こちらは酒田市出身で大正から昭和はじめにかけ活動した小野幸吉の作品、「レンガ工場」です。
その情熱的な画風から「酒田のゴッホ」と称され、将来を期待されながらも20歳という若さでこの世をさった小野幸吉の初公開の作品です。
本間美術館・田中章夫館長「今回の展示の中でも、(小野幸吉は)直接的というか自分の受けた感動をダイレクトに表現する作家なんですね。画をきちんと構成してというよりも感動を本当に大事にした作家ではないかなと思います」

企画展「庄内の作家たち」は酒田市の本間美術館で、来月18日まで開催しています。














