環境問題への関心を高めてもらおうと、ジョギングとゴミ拾いを一緒に行うイベントが、長野市で行われました。

イベントには市内の親子やランニングの愛好者などおよそ50人が参加し、長野市の中央通りを出発しました。

体力に合わせて2.5キロと3.5キロのコースに分かれ、歩道や植え込みなどのゴミを拾いながらゴールを目指します。

走るより歩く時間が多くなった子どもたちもいましたが、楽しみながらゴミ拾いに熱中していました。

(カメラマン)「ゴミいっぱいとれた?」(参加者)「まあまあとれた」

ジョギングをしながらのゴミ拾いは、ゴミ拾いを意味するスウェーデン語と、ジョギングを組み合わせた「プロギング」と呼ばれ、全国に広がりつつああります。

梅雨の晴れ間で午前中から気温が上がるなか、参加者は気持ちの良い汗を流していました。

(子ども)「思ったより大変でした。走りながらゴミを見つけるところも大変でしたね」

(大人の参加者)「初めてだったんですけど、ペースもゆっくりやってくれたので楽しみながら走れました」

イベントはゴミの削減や環境への関心を高めようと長野市が初めて企画したもので、担当者は今後も様々な取り組みを通じて意識の向上につなげたいと話していました。