将棋の羽生善治九段(52)が日本将棋連盟の新会長に就任し、「子どもたちの世代に将棋の素晴らしさや奥深さを伝えたい」と、抱負を語りました。

羽生善治 新会長
「将棋界というのはですね、本当に諸先輩方の方々、必死の思いでこの約100年間の歴史を紡いできました。この伝統ですね、次の世代にきちんといい形で繋げていけるように私自身も力いっぱい力を尽くす所存です」

きょう(9日)夕方、こう抱負を語った羽生善治会長。日本将棋連盟の通常総会で会長に就任しました。

就任にあたって、羽生会長は「将棋界は大きな注目を集めている。子どもたちの世代に将棋の素晴らしさや奥深さを伝えたい」と決意に満ちた表情で語りました。

また、会長に就任後も棋士としての活動を続ける方針を示し、「時間は限られているので未知数だが、めりはりをつけて活動したい」としています。