長野県内で5月中に、いわゆる電話でお金詐欺で2億7,000万円余りの被害があったことがわかりました。

県警のまとめによりますと、5月中に警察で把握した、電話でお金詐欺の件数は2022年の同じ月に比べ13件少ない72件でした。

その一方で、被害額は2億7,208万円で、前の年の5月に比べ3,400万円余り増えました。

最も多かったのが、未払いの料金があるなどとして支払いを求める架空料金請求詐欺で25件、次いで親族や警察官を装って金銭をだまし取るオレオレ詐欺で23件などでした。

被害に遭った人の年齢別では65歳以上の高齢者が78%を占めていて、県警では引き続き身に覚えのないメールは無視するなどして詐欺被害に遭わないよう注意を呼びかけています。