長野県内の大雨は峠を越えましたが、安曇野市では土砂が流れ込んで県道が通行止めとなり、中房温泉の宿泊客らが足止めされています。

前線や低気圧の影響で、県内はきのう夕方から中部や南部を中心に大雨となり、安曇野市では中房(なかぶさ)温泉に続く県道に土砂が流出し、けさ6時から通行できなくなっています。

県によりますと宿の宿泊客やスタッフ、登山客などが足止めの状態になっていますが、今のところ復旧の見通しは立っていません。

降り始め(8日午後4時)から9日午前6時までの降水量は御嶽山(おんたけさん)で107ミリ、宮田(みやだ)高原で74.5ミリ、阿智村浪合(なみあい)で70.5ミリを観測しました。