ウクライナのゼレンスキー大統領は8日、ダム決壊により洪水が起きている南部へルソン州を視察しました。

ウクライナのゼレンスキー大統領はウクライナ南部へルソン州を訪れ、6日に発生したカホフカ水力発電所のダム決壊により洪水が起きている地域を視察しました。

ウクライナ大統領府によりますと、ぜレンスキー氏は地元当局の関係者らと洪水による被害への対応や住民の避難および生活支援について協議し、「住民の損失を補償し企業を移転するための計画」を作るよう指示しました。

また、「作戦上の軍事状況」についても報告を受けたとしています。

ぜレンスキー氏は、さらに避難所のひとつとなっている病院を訪れ、住民に対して支援を約束したうえで「必要なものはすべて再建する」と述べました。