物価高騰の影響が続く中、千葉県は生活に困っている家庭などに食品を無償で提供する「フードバンク」に補助金を支給する取り組みを始めました。

「フードバンク」は包装の印刷ミスなどで販売できなかったり余ったりした食品を回収し、生活に困っている家庭などに無償で提供する活動です。

物価高騰の影響が続く中、千葉県は、こうしたフードバンクを行う団体に補助金を支給することを決め、きょうから申請の受付を始めました。対象となるのは、食品の受け入れや提供先の拡大に伴う人件費や配送料などで、上限は1団体あたり100万円だということです。

きのう、「フードバンク」の活動を視察した熊谷俊人千葉県知事は、「生活に困っている方を支援するためにフードバンクを支援することが間接的な手助けになる」と話しました。