
市の試算では市内の小学校7校でかかるプールの維持費は改修費を含めて今後40年間で約35億円。年間平均だと8750万円としています。
しかし民間に委託した場合は40年間で約14億円で、年間平均だと3500万円です。コストを6割削減できる計算になります。
堀内 課長:
年間の維持コストもさることながら、改修費用をトータル的に考えたとき、非常に安価に済む。
こうした学校外のプールを活用する動きは近年、県内各地でも見られています。
UTYが全ての市町村へ聞き取りをしたところ、一部でも小中学校の水泳授業を民間や公営の別の施設で行っているところは富士吉田市、山梨市、北杜市、上野原市、南部町、富士川町、富士河口湖町、道志村、山中湖村の9つありました。
全てプールの老朽化などが背景にあります。
また、笛吹市は試験的に市内3つの小学校で民間のプールで授業をしているほか、学校外のプール利用を検討する自治体もありました。