梅雨前線の影響で、九州南部では激しい雨が降っています。あすにかけて、西日本から東日本の太平洋側では、大雨のおそれがあり、警戒が必要です。

東シナ海にある梅雨前線上の低気圧が東へ進んでいる影響で、九州南部では、大気の状態が非常に不安定になっています。鹿児島県の雨量計では、これまでに三島村で1時間に38ミリ、薩摩川内市で35ミリの激しい雨が観測されました。

けさは時おり、激しい雨が屋根や地面をたたきつけるように降る様子も見られました。

九州南部では多い所で、きょうは1時間に70ミリの非常に激しい雨が、あす昼までの24時間に、180ミリの雨が予想されています。梅雨前線はあすにかけて、九州南部に停滞する見込みで、土砂災害などに警戒が必要です。