軽井沢町で7年前、15人が死亡したバス事故で、業務上過失致死傷の罪に問われている運行会社の社長ら2人への判決が8日、言い渡されます。

2016年1月、軽井沢町の国道18号でスキーツアーバスが道路脇に転落し、大学生など15人が死亡、26人が重軽傷を負いました。

この事故でバスの運行会社「イーエスピー」の社長・高橋美作(たかはし・みさく)被告61歳と、当時の運行管理者・荒井強(つよし)被告54歳が、業務上過失致死傷の罪に問われています。

裁判では、2人が事故を予見できたのかなどが争点となっていて、検察側は禁錮5年を求刑し、両被告は無罪を主張しています。

判決は、8日午後2時から長野地方裁判所で言い渡されます。