水泳の授業を行うにあたり学校はマニュアルを作り、プールサイドでは2mの間隔を空けて立ち、会話をせず一方向に泳ぐといった感染対策をとります。

湯田小学校 一瀬孝仁校長:
子どもたちが水の中で慣れ親しむのはこの機会しかないので、上手に方法を変えながら実施できれば。


また、UTYが市町村の教育委員会に問い合わせたところ、2022年度は一部の学校を除き全ての市町村で水泳の授業を実施することが分かりました。

コロナ禍でこれまで中止してきた南アルプス市や富士河口湖町なども3年ぶりに再開します。

一方、甲斐市は小学校は3年ぶりに授業を再開しますが、中学校は引き続き中止としました。理由として密を避けるために更衣室を確保することや、クラスごとの授業が難しいためとしています。

また、多くの学校が水泳の授業は1学期だけとし、夏休みはプールを開放しない考えです。


なお、全国的には老朽化や改修費用の問題などからプールを閉鎖する学校も増えています。

県内では山中湖村が中学校のプールのボイラーが壊れたことから改修をせず、民間施設で水泳の授業を行っています。

また、富士吉田市も8校が2022年度スイミングスクールなどの施設を利用して水泳の授業を実施しています。