長野県内の製造業を応援する「ものづくりNAGANO(ながの)応援懇話会」の会合が開かれ、日銀松本支店の山本格(やまもと・いたる)支店長は「新たなイノベーションが重要」と指摘しました。
懇話会は、情報発信などを通じて県の基幹産業である製造業を応援しようと2008年に設立されたもので、経営者協会や県、信州大学など産官学の組織の代表などが出席。

日本銀行松本支店の山本格支店長は講演で、労働生産性の向上、とりわけイノベーションを伴った先端的なものづくりの重要性が高まっていると指摘しました。
一方、意見交換では、人材の育成や、物価高の中での価格転嫁の難しさなど、足元の課題が報告されました。

懇話会では毎年、「ものづくり大賞NAGANO」として優れた企業を表彰していて、今年は7月3日から募集を始め、10月に表彰式を行うことにしています。














