長野市の戸隠山(とがくしやま)で登山シーズンの到来を告げる山開きの神事が行われました。

戸隠神社奥社へと向かう参道。

ほら貝と太鼓が先導し、神官などおよそ70人が後に続きます。

戸隠観光協会の発足90周年を記念した参拝行列です。

■ほら貝の担当者
記者:けっこう大変ですね?「楽しいです」

一般の参列者も加わり、長い行列となって奥社を目指します。

奥社の社殿で開かれた戸隠山安全祈願祭。

地元の観光関係者や山岳救助隊などおよそ30人が出席し、登山シーズンの安全を祈りました。

観光協会によりますと、戸隠山への登山客は今年度に入ってから増えているということです。

■戸隠観光協会 山口輝文(やまぐちてるふみ)会長
「安全に登っていただきたいという思いがありますのでオーバーツーリズムにならないように配慮しつつ、対応しなければいけないと考えております」

地元では、インバウンドも含めてこれからも入り込みが増えると予想していて、より安心・安全な登山を心がけてほしいと呼びかけています。