県内の最低賃金について長野労働局が調査したところ、対象となった事業所のうちおよそ18パーセントで違反があったことがわかりました。
長野労働局は今年1月から4月にかけて最低賃金に近い賃金の労働者が多いと考えられる県内324の事業所に対し監督指導を行いました。

県内の最低賃金は2022年10月に31円引き上げられ時給908円となっていますが、18.2パーセントにあたる59の事業所でこれを下回っていました。
違反の割合はここ5年で最も高く、長野労働局では2022年の引き上げ額が過去最大だったことも影響していると見ています。

最低賃金を下回っていた労働者のおよそ8割は女性、また8割余りが非正規労働者でした。














