5日、鳥取県日野町で、道路工事中の作業車が交通誘導員と衝突し、誘導員の男性が死亡した事故で、男性の死因は「心破裂」だったことが分かりました。

5日午前10時すぎ、鳥取県日野町別所の国道180号の工事現場で、「作業中のトラックと警備員の事故が発生した」と現場にいた人から消防に通報がありました。

黒坂警察署によりますと、道路舗装の工事中、バックしてきた道路清掃車と交通整理をしていた男性が衝突したということで、男性はその場で死亡が確認されました。

死亡したのは鳥取県米子市に住む警備員の男性(65)です。

司法解剖の結果、男性の死因は心破裂だったことが分かりました。

警察は、道路清掃車を運転していた岡山県倉敷市の男性から状況を聞くなどし、安全管理体制の不備がなかったかどうかも含め、詳しい事故の原因を調べています。