来年度前半に発行が予定される新しい紙幣3種類が長野県内でも公開されました。


日本銀行松本支店で報道向けに公開された新しい紙幣。


1万円札には、「日本の資本主義の父」とされる渋沢栄一(しぶさわ・えいいち)。


5千円札には、現在の津田塾大学の創始者、津田梅子(つだ・うめこ)。


千円札には、ペスト菌を発見するなどした北里柴三郎(きたさと・しばさぶろう)の肖像画が描かれています。

新紙幣の発行は、2004年以来20年ぶりで、額面の数字が大きくなったほか、最新の偽造防止技術が導入されます。

■日本銀行松本支店 山本格(やまもと・いたる)支店長「インキを高く盛り上げるような印刷技術を使っていまして 額面の文字や識別マークを触るとざらざらした感じがある」


また、肖像が三次元に見える3Dホログラムの技術が、世界で初めて採用されました。

新しい紙幣は、来年度(2024年度)の前半に発行される予定です。