信州大学の学生が県立大学の学生に出前授業を行いました。

学生同士で学びあうテーマは、投票です。


■信大生
「(大学生になって)大人というものになれたかというと、なかなか大人の自覚を持つって難しくないですかね」

長野市にある県立大学の象山寮(ぞうざんりょう)で行われたのは、信州大学で投票率アップを目指して活動している学生サークル「STAP(スタップ)」による出前授業。

寮に住む県立大学の1年生200人ほどが対面とオンラインで参加しました。


学生たちは、自分が望む社会について意見を出し合い、地元に住民票を置いたまま投票するための不在者投票を模擬体験しながら学びました。

■県立大生
「同じ大学生でも知識にこれだけの差があるというのに驚きました」「自分なりの選挙に行く理由をちゃんと考えていきたいと思いました」

■信州大学 学生サークル「STAP」土田 瞬さん
「(大学生同士で学ぶことで)身構えずに、身近に感じてもらえるのではないかなと思っています」


協力した市の選挙管理委員会では、若者同士で学び合うことで、政治に興味を持つきっかけとなればと話していました。