著名人らを常習的に脅迫したなどとして逮捕された前参議院議員のガーシー容疑者が、YouTubeの広告収入で1億円以上を得ていたことがわかりました。

けさ送検されたガーシー容疑者(51)、本名・東谷義和容疑者は去年2月から8月の間にYouTubeに配信した動画で、俳優の綾野剛さんら著名人3人を常習的に脅迫したなどの疑いがもたれています。

その後の捜査関係者への取材で、ガーシー容疑者側がこれまでにYouTubeの広告収入で1億円以上を得ていたことがわかりました。

「暴露系ユーチューバー」として活動していたガーシー容疑者は、動画の再生回数を伸ばしてより多くの広告収入を得るため、過激な発言を繰り返していたとみられています。

警視庁は今年1月、広告収入を管理していた会社の家宅捜索を行っていて、収入の一部がガーシー容疑者の親族に流れた可能性があるとみて調べています。