球磨川の治水策として建設が計画されている流水型ダムを巡り一部地域が水没する五木村で4日住民説明会が開かれました。
これは3年前の7月豪雨を受け球磨川の治水策として川辺川に流水型ダムの建設が計画されているものでダムが完成すると水を貯めた際に五木村の一部が水没します。
また、人口減少など村の衰退が進んでいることなども受け、国と県は五木村の振興策として医療・福祉・教育の推進や雇用の創出などの計画を示していて県は4日村民に向けた説明会を開きました。
説明会にはおよそ90人が出席し、住民からは人口減少に対する対策などが求められたほか、振興策がダム建設を前提とした内容であることについて懸念が示され、建設を待つことなく、早期に着手して欲しいとの意見が出されました。
これに対し蒲島知事は、五木村の振興は県政の最重要課題としダム建設の是非にかかわらず振興計画を推進するとの考えを示しました。














