近く、2回目の「軍事偵察衛星」の発射を予告している北朝鮮は、けさ、国連の専門機関への事前通告は必要ないとの考えを示す評論家の談話を発表しました。
北朝鮮の国営・朝鮮中央通信がけさ伝えた、国際問題評論家の談話は、IMO=国際海事機関が、先月31日、北朝鮮の相次ぐミサイル発射への非難決議を採択したことについて、「本来の使命を捨て去った」と強く反発する内容です。
IMOは、海上の安全などを担う国連の専門機関で、北朝鮮は、先月31日の「軍事偵察衛星」打ち上げの前にはIMOに通告を行っていましたが、談話では、非難決議について「通報がもはや必要ないという立場の表明とみなすことになる」と主張。
北朝鮮が、近く、2回目の打ち上げを予告する中、「今後、IMOは衛星発射の期間と運搬体の落下地点について、自ら把握し対策を講じなければならないだろう」として、事前の通告は必要ないとの考えを示しています。
また、朝鮮中央通信は、国連の安全保障理事会が北朝鮮の「軍事偵察衛星」打ち上げを受けて緊急会合を開いたことを非難する金正恩総書記の妹、金与正氏の談話を伝えました。
談話では、安保理が緊急会合を開いたことについて「最も不公正かつ偏見的で内政干渉的な主権侵害行為と強く糾弾、排撃する」と強調。
「軍事偵察衛星の打ち上げはアメリカと追随勢力の軍事的威嚇に対処した当然な対応措置」だと主張し、「軍事偵察衛星の打ち上げを含む主権国家のすべての合法的権利を行使するための積極的な措置を講じ続ける」としています。
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