長野県南部を中心に降った大雨の影響で、JR飯田線の線路に土砂が流入し、一部区間で運休が続いています。

JR東海によりますと、飯田線の天龍村(てんりゅうむら)・平岡駅(ひらおか)付近では、線路上に法面の土砂が流れ込みました。

また、飯田市千栄(ちはえ)の金野(きんの)駅と千代(ちよ)駅の間でもトンネル付近で土砂崩落があり、線路をふさいでいます。

台風や前線による影響による大雨で飯田市南信濃ではきのう朝までの24時間降水量が観測史上最大の273.5ミリを記録していました。

JR東海では、あす平岡駅と天竜峡駅の間で運転を再開する予定ですが、平岡駅と愛知県の新城(しんしろ)駅の区間は、7日以降を見込んでいます。