アメリカ政府の高官が中国を訪問することが発表されました。気球問題で冷え込んでいる米中関係の改善につながるか注目されます。

アメリカ国務省は3日、クリテンブリンク国務次官補が今月4日から10日までの日程で中国とニュージーランドを訪問すると発表しました。

北京では「米中間の主要な問題について協議をする」としていて、今年2月に中国の気球をアメリカ軍が撃墜し、延期となったままのブリンケン国務長官の訪中について中国側との交渉が行われるか注目されます。

米中の間では先月以降、高官や閣僚の会談が一部再開していて、バイデン大統領は早期の緊張緩和に期待を示しています。