「パドルは命綱」と語るのは、カヌー・羽根田卓也選手(34)。パリ五輪でのリベンジに向けて「新たな秘策」があるそうで…!?

リモートでは何度も取材してきましたが、大石邦彦アナウンサーが直接、羽根田選手に会って取材するのはおよそ2年半ぶりです!!元気な笑顔を見せてくれました。

(羽根田選手)
「カヌーのバランスを保つために パドルは命綱。パドルは『くい』のように使う。ただ水に刺しているだけではなく、水の圧力を上手く感じながら、その都度一番いいポイントにパドルを刺すことがこの競技のポイント」

(羽根田選手)
「これまでは右利き(左手が上・右手が下)でこいでいたが、逆サイドのこぎは態勢的に無理があるので左利き(右手が上・左手が下)でもこげるようにやっている」

(羽根田選手)
「右利き左利き、両方使えると、より広範囲に自分が支配できるエリアを延ばす事ができる」

(羽根田選手)
「利き手ではない左手で物を持ったり、掴んだりしている。歯ブラシを左手で持ったり、ドアノブも左手でつかんでいる」

(羽根田選手)
「影響はない事はないが、自分の人生でもいちいちプランが狂ったところでジタバタしないというのが自分の人生のスタンス。延期になったらなったで、そこに合わせていくのが自分の仕事」

(羽根田選手)
「競技で使えなくなったパドルを茶道の先生のすすめで花入れにしました。僕の想いとか、エネルギーとか詰まった一品。形をそのまま残して違う使い道でそれをみなさんに見て頂くのも楽しいかなと思います」
