大雨の影響で鉄道や空の便に大きな影響が出ています。

JR東海によりますと、東海道新幹線は熱海駅から三河安城駅の間で、降り続いている雨の量が規定値に達したため、上下線とも東京駅から新大阪駅の間で運転を見合わせています。

また、JR東日本では青梅線の一部区間で運転を見合わせています。運転再開の見込みは立っていません。

また、千葉県内を走る内房線でも一部区間で運転を見合わせています。

一方、東京駅と千葉県の蘇我駅を結ぶ京葉線は、強風の影響で午後3時半ごろから一時全線で運転を見合わせていましたが、午後5時30分ごろに運転を再開しました。

また、東急電鉄でも大井町線と田園都市線の一部の列車が運休しています。

ほかの路線についても今後、遅れや運休が発生する可能性があるため、鉄道各社は最新の気象情報や運行情報をチェックするよう呼びかけています。

あすの運休がすでに決まっている路線もあります。

JR東日本では、あすの始発から夕方ごろにかけて、内房線・外房線・総武本線・成田線・鹿島線・久留里線、これらの一部区間で運転を取りやめることをすでに決めました。

空の便にも影響が広がっています。

日本航空は午後3時現在、羽田空港や那覇空港を発着する便などあわせて117便の欠航が決まっていて、およそ9000人に影響が出ているということです。

また、全日空はあわせて75便の欠航が決まっていて、およそ6000人に影響が出ているということです。