■MLB アストロズ 6ー2 エンゼルス(日本時間3日、ミニッツメイド・パーク)
エンゼルス・大谷翔平(28)が敵地で行われたアストロズ戦に「1番・投手兼指名打者」で先発出場。今季12度目のマウンドに上がったが、6回107球を投げ、被安打9で今季ワーストタイ5失点と相手打線を抑えられず。5月10日のアストロズ戦以来、今季2敗目を喫した。
被安打9は今季ワーストで、奪三振は4者連続三振含む6。打撃では4打数無安打(1四球)で4試合ぶりにヒットなし。打率は.267から.262に。チームはアストロズに2連敗で、30勝29敗の貯金1(ア・リーグ西地区4位)とした。
ここまで5勝を挙げていた大谷だが、2敗目もアストロズ戦となり、5月16日のオリオールズ戦から3戦続けて白星を手にできず。
立ち上がりは味方守備のエラーと自身の暴投で1死三塁とすると、3番・Y.アルバレス(25)に15号2ランを浴び先制点を献上。2回は3者連続三振とギアを上げ、3回は先頭打者を見逃し三振に仕留め、4者連続三振をマーク。2イニング続けて3者凡退。4回は2死無走者で5番・K.タッカー(26)から3者連続ヒットを許し、満塁のピンチを招くが、後続を一ゴロで切り抜けた。
5回の大谷は2死から2番・J.ペーニャ(25)に四球、アルバレスの内野安打で一・二塁とすると、4番・A.ブレグマン(29)にタイムリーを浴び0-3。さらに6回も2死から内野安打を許すと、続くC.ジュルクス(27)に痛恨の4号2ランを浴び、0-5とリードを広げられた。大谷はマウンドで肩を落としこの回で降板。
打者大谷はアストロズ先発のF.バルデス(29)に対し、1回先頭の第1打席は左飛。第2打席は3回1死一・二塁で空振り三振。6回先頭の第3打席も、2打席連続の空振り三振に倒れた。
6点を追う8回の第4打席は無死一塁の場面で四球を選ぶと、エンゼルスは続くM.トラウト(31)が併殺打も、2死三塁からB.ドゥルーリー(30)、T.ウォード(29)の連続タイムリーで2点を返した。4点ビハインドの9回は先頭G.ウルシュラ(31)のヒット、M.タイス(28)の四球などで2死一・三塁のチャンスに。ここで大谷の5打席目が回ってきたが、最後は初球を打ち上げ左飛に倒れ、反撃及ばすゲームセット。