建て替えのため現在休業している境港市の水木しげる記念館で、2日、新館建設工事の安全祈願祭が行われました。

水木しげる記念館は、老朽化に伴う現地建て替え工事のため、今年3月から休業、
来年4月ごろのリニューアルオープンを目指しています。

2日は、新館の建設工事に入るのを前に、関係者20人余りが出席して、安全祈願祭が行われ、境港市の伊達市長らが鍬入れなどをして、工事の無事を祈りました。

水木プロダクション 原口智裕 代表取締役
「新しくなる記念館に関しては、我々が主体的に関わって施設の運営と展示を作っていくことになりますので、水木しげるのファン、水木作品のファンに満足いただけるような施設を目指したいと思います。」

新しい水木しげる記念館は、延べ床面積がこれまでの1・5倍近くに広がり、適切な温度や湿度管理で貴重な原画などを展示できるよう整備されるということです。