おととい、「軍事偵察衛星」の打ち上げに失敗した北朝鮮ですが、これを受け、国連安全保障理事会は2日に緊急の公開会合を開くことを決めました。
記者
「北朝鮮の発射場がある東倉里は、こちらの方角のおよそ50キロ先になります。2回目の発射の可能性がありますが、きょうの天候は穏やかになりました」
きのう夜、発射場がある北朝鮮・東倉里周辺では天候が荒れている様子もみられましたが、一夜明け、中国側から見える北朝鮮の空は穏やかです。これまで目立った動きはありません。
こうしたなか、弾道ミサイル技術を利用した衛星打ち上げは国連安保理決議違反にあたることから、安保理は日米などの要請に基づき、2日、緊急公開会合を開くことを決定しました。
日本や欧米各国は北朝鮮を強く非難し、声明の取りまとめなどを求めるとみられますが、中国・ロシアが北朝鮮擁護の姿勢を崩さないなか、安保理として一致した行動をとるのは困難な情勢です。
一方、北朝鮮外務省は、国連のグテーレス事務総長が衛星打ち上げを強く非難したことを「内政干渉」と非難し、強く反発しています。
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