「自分の良いところ、課題も多く出たかなと」

長野県高山村で行われた、将棋の「名人戦」第5局の2日目。会場となった温泉旅館は、藤井聡太・新名人と同じ名の「藤井荘」です。

村では、プロ棋士による大盤解説会が行われ、将棋ファンらが対局を見守りました。

将棋のタイトルは全部で8つ。藤井新名人は、これまで6つを持ち、残るは「名人」「王座」でした。

今回の「名人戦」は、タイトルを持つ渡辺明・前名人に、藤井新名人が挑戦者として挑みました。

「名人戦」は七番勝負で、先に4勝した方がタイトルを獲得します。
これまで藤井新名人が3勝。1勝だった渡辺前名人にとっては後がない状況でした。

対局は当初、渡辺前名人が優勢でしたが、次第に形勢が逆転。

そして1日午後7時ごろに、藤井新名人が勝利を収めました。

対局を終えて…

藤井新名人
「自分の良いところ、課題も多く出たかなと」

渡辺前名人
「負けた将棋が特にチャンスも少なかったので、こういう結果になるのは仕方がないかなと思う」

20歳10か月で「名人」のタイトルを獲得した藤井新名人。谷川浩司九段の持つ21歳2か月の最年少記録を40年ぶりに更新するだけでなく、羽生善治九段の持つ「七冠」の最年少記録、25歳4か月も塗り替えました。